Copilot の導入と運用開始

概要

AI 活用の第一歩を踏み出そう

Copilot のロールアウトを成功に導くための 5 つの手順をご紹介します。

ロールアウト戦略

ロールアウト計画の策定

Copilot には、これまでに登場した新しいテクノロジとは異なる性質があります。リーダー陣が明確な目的意識を持って、受け入れ、展開、普及のプロセスを注意深く進める必要があります。この概要をロールアウト戦略の道案内として活用し、初期段階から導入を推進してください。

プレイブックを入手する

準備する

会社の AI 対応準備

Copilot との共同作業を安全に行うために、堅実なコンテンツ管理ポリシーの運用態勢を整備してください。また、よく考えてライセンスを割り当て、AI 評議会を結成し、従業員に新しい仕事習慣を身に付けさせるための支援を行うことも重要です。

オンボーディングとエンゲージメント

使用とエンゲージメントを加速

Copilot の活用に弾みをつけるために、ユーザーコミュニティを築き、AI の普及をリードするチャンピオンを選び、継続的な学習の文化を醸成します。

インパクトの実現

進行状況とビジネス成果を追跡

データ、インサイト、成功事例を参考にして、組織における Copilot のエクスペリエンスを最大限に高めます。

強化と最適化

ニーズに合わせて Copilot を強化

Copilot をビジネスのニーズに基づいてカスタマイズし、役割ベースのエージェントでワークフローを最適化できます。さらに、Copilot Studio を使用して独自のエージェントを構築することも可能です。

ハウツービデオ

継続的な学習でスキルを強化する

Copilot で基礎のその先へ — 会議の改善、ドキュメントの下書き、魅力的なプレゼンテーションの作成、データドリブンの分析情報と分析の生成を支援する方法について説明します。

共有する

Teams

Copilot

Word

Copilot

Excel

Copilot in Microsoft Teams を使用する方法

Copilot が生産性の高い魅力的な会議の実施にどのように役立つかについて説明します。

Copilot の立ち上げ

ビジネス課題について検討してから AI を追加する

効果的なロールアウトは、まず優先順位付けから始まります。会社に固有のビジネス課題について評価し、どこに AI を適用すると最大のインパクトが生まれるかを判断します。

詳細情報

必要なライセンスを見極める

商業用 Microsoft 365 ユーザーは、追加費用なしで Microsoft 365 Copilot Chat を利用できます。パワーユーザーが Copilot のすべての機能を利用できるよう、Microsoft 365 Copilot ライセンスを提供しましょう。Microsoft Copilot ダッシュボードを使用して、これらのユーザーを見つけることができます。

チーム単位で Copilot を割り当てる

全員が Copilot にアクセスできるチームには、インサイトを共有して互いに学び合う機会が生まれます。また、Copilot を常日頃から有効活用する従業員が増えれば増えるほど、組織における Copilot のインパクトは何倍にも増大していきます。

エージェントを試す

テスト、革新、変化を通じて AI の有効性を最大化できます。日常業務に最も近いチームのメンバーが、エージェントを活用してプロセスを最適化し、コラボレーションを強化し、ワークフローを合理化し、継続的な改善を推進するためのアイデアを共有できるようにします。

Copilot エンゲージメント

組織内のあらゆる階層で Copilot をアクティブにする

ピア学習と、組織内に動的な知識共有エコシステムを構築する取り組みによって、AI の普及を促進します。

トップダウンアプローチとボトムアップアプローチの両方を採用して、Copilot の活用に弾みをつけます。CEO や基幹業務リーダーから個人の作業従事者に至るまで、組織内のあらゆる人々に意見を求めます。チームメンバーが質問をしたり、学んだことを共有したり、会社の変革に関する取り組みの当事者意識を持てるように、Microsoft Teams チャネルや Viva Engage、Microsoft Forms を使って話し合いの場を用意します。
利用を広げるうえで鍵になる存在は、Copilot チャンピオンのグループです。この人々が、日常業務における Copilot の実用的なメリットを紹介し、活用のお手本となって皆をリードします。チャンピオンのポジティブな体験が、それを目にした従業員の好奇心や興味を自然と刺激し、幅広い普及の促進要因となります。
従業員トレーニングを優先度の高い実施項目とし、学びの過程における達成を祝うようにします。ランチ勉強会を開いて、従業員に自分たちのベストプラクティスを共有するよう促すほか、Copilot アカデミーなどのリソースに関する情報を広めます。これは、新機能に対するチームメンバーの興味を持続させ、最新情報を周知することに役立ちます。またそれぞれの実体験から得られた教訓をお互いに学び合う機会となります。